こんにちは! JQです。
前回は『chef-solo編~パート③~』ということで、nodeに対してrecipeを適用してみました。
今回は『Fluentd編~ログ収集ツール~』と題して、Fluentdをインストールしてみたいと思います。
※Amazon Linuxを利用します。
Fluentdとは
FluentdとはOSSのログ収集ツールです。
Rubyで実装されており、トレジャーデータの開発者やコミュニティメンバーにより活発に開発が進められています。
また、S3連携のPluginなどもデフォルトで実装されております。
Fluentdのインストール
yumリポジトリの追記
Fluentdには様々なインストール方法が提供されています。
1. 最初にyumリポジトリの設定を追記します。
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# vi /etc/yum.repos.d/td.repo [treasuredata] name=TreasureData baseurl=http://packages.treasure-data.com/redhat/$basearch gpgcheck=0 |
yumコマンドにてインストール
2. 次にyumでインストール して起動してみます。
また、自動起動も設定します。
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# yum -y install td-agent # /etc/rc.d/init.d/td-agent start # /etc/rc.d/init.d/td-agent status td-agent (pid 4452) is running... # chkconfig td-agent on |
Pluginのアップデート
3. Pluginもアップデートしておきます。
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# /usr/lib64/fluent/ruby/bin/fluent-gem update |
Fluentdの設定
Flunetdの設定
4. 今回は、自サーバー内のApacheのアクセスログをS3にアップロードするようにしてみます。
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# vim /etc/td-agent/td-agent.conf <match s3.*.*> type s3 aws_key_id YOUR_AWS_KEY_ID aws_sec_key YOUR_AWS_SECRET/KEY s3_bucket YOUR_S3_BUCKET_NAME path logs/ buffer_path /var/log/td-agent/s3 time_slice_format %Y%m%d%H time_slice_wait 10m utc buffer_chunk_limit 256m </match> <source> type tail format apache2 path /var/log/httpd/access_log pos_file /var/log/td-agent/apache2.access_log.pos tag s3.apache.access </source> |
5. 設定を反映するためにリスタートします。
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# /etc/rc.d/init.d/td-agent restart |
少し待って下記の図の様にS3にファイルがアップロードされていれば成功です。
いかがでしたでしょうか?
次回は『Amazon IAM編 ~MFA~ 』ということで、IAMでMFAを利用してみます。
お楽しみに!
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