WorkSpacesのデータ保全性について

こんにちは、たいしゅうです。
今回もお客さんからの質問についての調査結果について、紹介していきたいと思います。

お客さんからの質問
「これって使わないときにサービスを停止したら、保存されているデータはどうなるんですか?」

確かに、普通AWSのサービス例えば、EC2などはサーバ内蔵型のボリュームに保存されているデータというのはインスタンスの停止と共になくなってしまうので、外付けHDDのEBSを使うのが一般的なのですが、WorkSpacesの場合はどのようにデータの保存がされているのか、ちょこっと調べてみましたので、紹介します。

再起動と削除の違いについて

再起動をする際は、Dドライブ内のデータは保存がされるため、データが全て無くなるということはありません。
ただし、Cドライブに入っているデータは無くなってしまうため、大事なデータはDドライブに保存しておくことをおすすめします。

では、削除する場合はどうなるのでしょうか。
削除をすると、WorkSpacesをサポートしている基礎のインスタンスがなくなるため、それに帰属するDドライブ内のデータも削除されます。

つまり、次の機会に使うかもという場合には「再起動」。
完全に利用する必要が無い場合には「削除」という風に割り切った使い方が必要ですね。

ちなみに、この削除したWorkSpacesに接続されているディレクトリの情報は削除した場合でも残っているため、 WorkSpaces削除後は、こちらの情報も削除しなくてはいけないので注意が必要です。

※ディレクトリ情報とは
簡単に説明しますとWorkSpacesにアクセスをするためのログイン情報です。

いかがだったでしょうか。今回もお客様からの質問に対しての調査結果の紹介でしたが、読者の方にも為になる情報だったのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
それではまた次回

この記事を書いた人

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