Amazon Sumerian Tutorial 21:Physics Part 2

こんにちは、ナレコム前川です。

今回は、Amazon Sumerian の公式チュートリアルのPhysics Part 2を進めていきたいと思います。

ここで学ぶのは、

・Rigid Body component
・Collider component
・State Machine
・Scripting

の4つです。

それでは、進めていきましょう。

1. 2つの Bumper を追加

まずはじめに、Table の傾きを 0 に変更してください。

① Bumper1 を選択し、複製。 Bumper4, Bumper5 を追加。

② 以下のように Bumper を配置。
※ここは好きなように配置して良いです。

2. Slant の追加

Create Entity から Box2つ 追加。
② 名前を 「LeftSlant」「RightSlant」に変更。
Transform を以下のように設定。


④ それぞれ Collider コンポーネントを追加し、以下のように設定。
– Friction : 0
– Restitution : 0.5

設定が完了したら、キャンバス内では以下のように配置されていると思います。

3. Flipper の追加

Flipper Pivot

① Create Entity から Empty Entity2つ 追加。

② 名前を「LeftFlipperPivot」「RightFlipperPivot」に変更。
Transform をそれぞれ以下のように設定。


④ それぞれ Rigit Body コンポーネントを追加して、Kinematic にチェックを入れる。

Flipper

① Create Entity から Box2 つ追加。
② 名前を「LeftFlipper」「RightFlipper」に変更。
③ それぞれの Flipper を FlipperPivot の子要素にする。

④ それぞれの Flipper の Transform を以下のようにする


⑤ 両方に Collider コンポーネントを追加し、以下のように設定。

実行して、衝突判定がきちんと行われているか確認しましょう。
私の場合は、前回のバグが改善されていないので、すり抜けて行ってしまいました。

はじめからシーンを作り直した際には、うまくいきました。

4. Script の追加

Table を選択して、Script コンポーネントを追加。
+ ボタンをクリックし、Customを選択。

③ 編集ボタンをクリックして、エディタを開く。

④ 以下のコードをコピーしてエディタ内のコードと置き換える。

保存して、エディタを閉じたら実行してみてください。

実行の様子は以下からご覧ください。

キーボードの ← → ボタンをクリックすると、追加したFlipperを動かすことができます。
これで、落ちてきたボールを跳ね返して遊ぶことができるようになっています。

今回のチュートリアルは以上です。
お疲れ様でした。

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