AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと③ DaaSサービスについて

こんにちは!HALです。
前回の「AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと② ~VDIのライセンスの価格について~」の記事に続き、今回もAmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいことシリーズとして、DaaSの基礎知識についておさらいしたいと思います。

DaaSとは?

DaaSとはDesktop-as-a-Serviceのことで、デスクトップの機能を提供するクラウドサービスになります。
シンクライアントや、VDIとの違いは、自前で構築するのと、サービスとして提供されることの違いで、DaaSはいわゆるクラウドのメリットである、ユーザー追加やディスクの追加等の柔軟性が高いサービスとなっております。

DaaSの主要サービスは

●仮想デスクトップサービス「VIDAAS」
http://www.inet-datacenter.jp/service/cloud/application/vidaas.html 
●IIJ GIO仮想デスクトップサービス
http://www.iij.ad.jp/GIO/service/desktop/
●Bizデスクトップ Pro
http://www.ntt.com/bdp-ep/
●SmartCloud デスクトップ
http://www.nttcom.co.jp/smartcloud/desktop/advanced/index.html
●BizXaaS Office
http://www.bizxaas.com/
などがあります。

DaaSサービスのメリット

一般的にいわれているDaaSサービスのメリットはクラウドのメリットである、HW調達、構築による初期コストが発生しない、PCの追加、アプリケーションの設定等のIT担当者の運用負荷の削減や、PC紛失による情報漏洩などのセキュリティ対策などになります。

今までのDaaSサービスの課題点

DaaSサービスの多くは、クラウドといっても、ユーザー数に応じて、センター側の環境構築作業が発生し、初期コストが発生した。ファイルサーバ、メールサーバ等OAサーバは別DCに設置しているため、回線費用が増大してしまう、という課題がありました。

AmazonWorkSpacesで期待できること

上記の課題を踏まえたAmazonWorkSpacesに期待できることとして、
・他のサービス同様、ユーザー数増加しても初期費用が発生しない。
・初期コストが発生せずに、月額の課金体系で短期プロジェクト、期間が限定されている社員などのPCとしても活用できる。
・ファイルサーバ等のOAサーバ毎AWSに移行すれば回線コストの圧縮 などが期待できると思います。

いかがでしたでしょうか?
まだまだ課題や考慮する点はありそうですが、DaaS基礎知識編として一旦ここまでとさせていただきます。
次回もお楽しみに!!

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