こんにちは、Bogartです。
今回はクラウド型仮想デスクトップサービスAmazon WorkSpacesにて行われたアップデートをまとめていきます。
その1. 時間単位での利用が可能に!
これまではAmazon WorkSpaces は他のAWSで提供されるサービスとは異なり、利用初月を除き月額固定料金のみの提供でしたが、新たに時間課金での料金体系が追加されました。月のベース料金+利用時間での提供となります。
現在使用しているWorkSpacesの場合もActionsタブからModify Running Mode Propertiesを選択することで切替が 可能です。
価格については東京リージョンでは以下の通りになります。
※グラフィックスは新たに追加されたグラフィックス処理のソフト利用向けのバンドルです。
バリュー、スタンダード、パフォーマンスでは約80時間以下の利用の場合は時間課金型での利用が割安となります。それ以上の利用が見込まれる場合は従来型の月額料金型での利用が推奨されます。
その2. ブラウザ経由での利用が可能に! (英語版のみ)
Amazon WorkSpacesはクライアントアプリケーションを経由しての利用が提供されていましたが 、新たにブラウザ経由でのアクセス(Web Access)が出来る機能が提供されました。
現時点で対応しているブラウザは以下になります。
・Chrome v53以降
・Firefox v49以降
なお現時点では英語版バンドルで の利用が前提となります。
その3. Windows 10 desktop experienceが選択可能! (英語版のみ)
これまでのAmazon WorkSpacesは、内部的にはWindows Server 2008R2上で展開されるWindows7デスクトップライクの環境 が提供されていました。今回発表されたアップデートでは、新たにWindows Server 2016で提供されるWindows 10デスクトップライクの環境が利用可能となりました。またこちらはPlusバンドルでMicrosoft Office 2016が用意されており、最新のオフィスアプリケーションを利用したい場合はWindows 10環境を選択する必要があります。
こちらも現時点では英語版のバンドル からのみ利用可能となっています。
まとめ.
いかがでしたでしょうか。この他にもCドライブの容量が80GBに増量される等、WorkSpaces周りでアップデートが多く出ています。現段階では英語版のみの対応が多いですが随時日本語に対応をしていくと思うので益々の利用が進んでいきそうですね!