AWS Server Migration Serviceについて調べてみました

こんにちは、たいしゅうです。

今回は、最近のAWSでサーバレスと同じくらい注目度のある「移行」ができるサービスとして、すでにDBの移行ができるサービスAWS Database Migration Serviceがありますが、DBだけでなく、仮想サーバの移行サービスも登場しました。それが、今回のテーマであるAWS Server Migration Service(以下、AWS SMS)です。
今回は、こちらのAWS SMSについて簡単に紹介します。

AWS SMSとは

AWS SMSとは、オンプレミス環境をAWSに移行する際に便利なサービスです。
AWS SMSを利用することで、これまでに発生をしていたダウンタイムの省略化やコストの大幅な削減が可能です。

AWS Server Migration Service Connectorとは

AWS SMSを利用するには、AWS Server Migration Service Connectorが必要になります。
AWS SMSConnecterは、移行をする際に利用する一時的な仮想マシンの環境のことです。
AWS SMS ConnecterはオンプレミスのVMware環境上で立ち上げる必要があります。
また、各VMware VMCenter環境につき一つのAWS SMS Connecterをインストールする必要があります。

VMImportとの違いについて

VMImportは、オンプレミス環境からAWSに移行する際に利用されているサービスの一つですが、今回のAWS SMSと何が違うのかという疑問が出てきますが、AWS SMSはVM Importの上位互換にあたるサービスになります。VMImportとは違いAWSのコンソール上で対応ができるのが大きな特徴となっています。

料金と利用可能リージョンについて

■料金
AWS SMS自体の課金はされません。AWSの対象リソース(EC2)の料金のみとなります。
レプリケーションのためにEBSスナップショットを作成するためEBSスナップショットの料金と保存先としてS3も一時的に利用をするためS3の料金も発生します。

■利用可能リージョン
●米国
・バージニア北部
・オレゴン
・オハイオ
●欧州
・アイルランド
●アジアパシフィック
・東京
・ソウル
・ムンバイ
・シドニー

いかがだったでしょうか。これまで移行が面倒でAWSを導入できなかった方も今回のAWS SMSやAWS Database Migration Serviceのような移行のためのサービスを利用してAWSへの導入をしてみてはいかがでしょうか。

今回はここまでになります。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

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