画像転送型シンクライアントについて-デメリット編-

こんにちは、たいしゅうです。

前回『画像転送型シンクライアントについて-メリット編-』で画像転送型シンクライアントのメリットについてご紹介致しましたが、今回はデメリットについて紹介したいと思います。

様々なメリットがあった画像転送型のシンクライアントですが、やはりデメリットもあります。
しかしWorkSpacesでは、今までの物理面でのデメリットもカバーできる部分がありますので、あわせて紹介します。

画像転送型シンクライアントによるデメリット

・オフライン環境対応
ネットワークに繋がってない状態ではデスクトップにアクセスできません。
外出先でデスクトップを利用するには、モバイルWi-Fiルーターなどを用意する必要があります。

AWSの場合:WorkSpacesもインターネットによる接続のため、ネット環境がない場合は利用が出来ません。

・初期投資コスト
単独で運用可能なPCと違って、シンクライアントはサーバーやストレージを揃える必要があります。
導入コストだけを見ればPCよりも高くなる傾向にあります。

AWSの場合:WorkSpacesはシンクライアントの元となるサーバを従来とは違い用意すること無く、利用開始を決めてから1時間ほどで利用が可能になります。

更にユーザが増えた場合でも、直ちに増えたユーザー分だけ拡張することが出来ます。

・短期間での利用が出来ない
従来はライセンスなどの契約期間に縛りなどがあり、VDI自体の検証を行いたくても、決められた期間は利用しなくてはなりませんでした。
さらに、ライセンスには長期(約3年間)の契約期間がある上にライセンスの更新作業などがあり、短期間での利用が困難でした。

AWSの場合:スモールスタートが容易に行えます。必要なときに、必要な分だけのアカウント数を増やすことが出来ます。また、AWSの仮想サーバを増減するかの如くシンクライアントを利用できます。

まとめ

今回はシンクライアントのデメリットを、従来環境とWorkSpacesの環境とで比較をしながら紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
ライセンスなどに縛られること無く本当の意味でスモールスタートが出来るのがWorkSpacesなのです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それでは、また次回!!

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