■初めに
本記事では、AWS Cost Anomaly Detectionの基本について説明します。
AWSを利用する際、一番気になるコストの部分に関係するサービスです。
■まずAWS Cost Anomaly Detectionとは?
公式ドキュメントには以下のように書かれています。
『高度な Machine Learning テクノロジーを活用して、異常な支出と根本原因を特定します。これにより、迅速な対応が可能となります。3つの簡単なステップで、状況に応じた独自のモニターを作成し、異常な支出が検出されたときにアラートを受け取ることができます。』
サービス名そのまま『コストの異常検出』ですね。AWSの利用料金がいつもと違って急に増えたときに、すぐ気づけるようにする見張り役をしてくれるという認識です。
■設定してみた
以下記事を参考に設定してみました。
〇コストモニターからわかること
1.検出された異常の一覧が確認できました。

※通知の頻度は「日次」、閾値は「5%」に設定しています。利用額が大きいアカウントでは小さな増減でも異常と判定されやすいため、アカウント規模に合わせて適切な閾値を設定することが重要です。
2.『~個の考えられる根本原因の表示』から詳細を確認することができます。

異常が検出されたときはアラートサブスクリプションに登録しているサブスクライバー宛てにメールが届く仕組みとなっています。
■まとめ
【機能】
・無料で利用できる。(←重要)
・アラートサブスクリプションからアラートの頻度、アラート受信者、閾値を設定できる。
・サービス、メンバーアカウント、コスト配分タグ、コストカテゴリなどの属性に基づいて異常を監視。異常検出時、上位10件の根本原因とそれぞれのコスト寄与度を提示する。
コストアラートで予算設定してアラート発報させれば良いのでは……?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、閾値に到達する前の想定外のコスト増を自動で監視し、早期に検知して対処できるため、無駄な支出の抑制につながります。
Cost Anomaly Detectionと予算アラートは似ているようで若干役割が異なっているのです。
追加費用無く利用可能(←重要)なので積極的に活用していきたいですね。
