こんにちは!HALです。
前回の「AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと③ DaaSサービスについて」に続き、DaaSとVDIでそれぞれどんなメリットがあるのか、環境によってどちらが向いているのか、といったことを記載致します。
DaaS VS VDI
DaaS | VDI | |
---|---|---|
メリット |
●IT担当者はリソースのプロビジョニング、ロードバランシング、ネットワークなどのインフラを管理する必要がない ●初期のインフラ調達費用を必要としない ●一般的に導入速度が早く、柔軟にユーザー追加が可能 |
●ITインフラの全てを管理しているのでコントロール、カスタマイズが可能 ●実際にユーザーが利用する画面等のエンドポイントのカスタマイズも可能 |
デメリット |
●アプリケーションの互換性を検討する必要がある ●大容量のデーターをやり取りする場合にパフォーマンスが問題になる場合がある |
●多額な先行投資が必要 ●デスクトップからハイパーバイザーまで多様な知識を有しているIT管理者が必要 |
どんな企業がどちらに向いているか?
それぞれメリット、デメリットがあるDaaSとVDIですが、どちらを採用したほうが良いのか、それぞれ以下のようなケースが挙げられます。
DaaSを採用したほうが良いケース
・VDIに詳しいスタッフが社内にいない場合
・頻繁に多くのユーザーの入れ替えがある場合 等々
VDIを採用したほうが良いケース
・コンプライアンス的にクラウドを利用できない企業
・デスクトップ画面のカスタマイズ等が必要な場合 等々
いかがでしたでしょうか?
自社の状況に応じて最適なサービスを利用したいですね。
次回もお楽しみに!!