AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと⑤ DaaS vs VDI

こんにちは!HALです。
前回の「AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと③ DaaSサービスについて」に続き、DaaSとVDIでそれぞれどんなメリットがあるのか、環境によってどちらが向いているのか、といったことを記載致します。

DaaS VS VDI

DaaS VDI
メリット ●IT担当者はリソースのプロビジョニング、ロードバランシング、ネットワークなどのインフラを管理する必要がない
●初期のインフラ調達費用を必要としない
●一般的に導入速度が早く、柔軟にユーザー追加が可能
●ITインフラの全てを管理しているのでコントロール、カスタマイズが可能
●実際にユーザーが利用する画面等のエンドポイントのカスタマイズも可能
デメリット ●アプリケーションの互換性を検討する必要がある
●大容量のデーターをやり取りする場合にパフォーマンスが問題になる場合がある
●多額な先行投資が必要
●デスクトップからハイパーバイザーまで多様な知識を有しているIT管理者が必要

どんな企業がどちらに向いているか?

それぞれメリット、デメリットがあるDaaSとVDIですが、どちらを採用したほうが良いのか、それぞれ以下のようなケースが挙げられます。

DaaSを採用したほうが良いケース

・VDIに詳しいスタッフが社内にいない場合
・頻繁に多くのユーザーの入れ替えがある場合 等々

VDIを採用したほうが良いケース

・コンプライアンス的にクラウドを利用できない企業
・デスクトップ画面のカスタマイズ等が必要な場合 等々

いかがでしたでしょうか?
自社の状況に応じて最適なサービスを利用したいですね。
次回もお楽しみに!!

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