こんにちは!HALです。
前回のまでの5本の記事は、ライセンス価格やサービスの比較など導入前に検討する事項について記載致しました。
○AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと① VDIのライセンス
○AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと②~VDIのライセンスの価格について~
○AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと③ DaaSサービスについて
○AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと④ DaaSサービスの価格比較
○AmazonWorkSpacesリリース前に知っておきたいこと⑤ DaaS vs VDI
今回は実際に仮想デスクトップを導入した際にどんなトラブルが多いのか、先行会社の導入例を参考に記載致します。
レスポンスが遅い/繋がらない
朝の業務開始時間帯に集中するログイン処理や、ウィルス対策ソフトによるウィルススキャン等で一時的に処理が集中する時に著しくレスポンスが低下してしまう、繋がらなくなってしまう、という問題が発生致します。
対応方法としては、ログイン処理や、ウィルス検索、パターンファイル更新の処理を分散させること、ウィルス対策については仮想デスクトップの特性を生かしたウィルス対策方式などで負荷を軽減することで対策することが可能です。
業務アプリケーションの利用
デスクトップの仮想化を行うことで、OSイメージを共通化し、一元管理することで、パッチ管理や資産管理などの運用負荷を軽減することが仮想デスクトップ導入の大きなメリットになるかと思いますが、一方部門や業務毎でそれぞれ異なるアプリケーションを利用し場合によっては、1企業で数百種類以上のアプリケーションを利用していることがあるかと思います。仮想デスクトップ導入において、この業務アプリケーションの取り扱いが課題となります。
対応方法としては、アプリケーションの棚卸しを行い、大多数の社員が必要なものは、OSイメージに組み込む、個別対応のものは、アプリケーション仮想化の技術を利用する、などが挙げられます。
他には、「プリンタが利用できない」、「外部USBが利用できない」といったトラブルケースとして多いようです。
いかがでしたでしょうか?
先行企業様の苦労を参考にさせていただき、スムーズな導入と安定運用を実現したいですね。
次回もお楽しみに!!