こんにちは!HALです。
AWSの請求関連で非常に便利なツール「AWS Billing Console」について全5回でご案内していきます。今回は第2回ということで、レポートについてご案内していきます。
第1回 概要
第2回 レポートについて
第3回 Cost Explorerについて
第4回 Billing Alertについて
第5回 Cost Allocation and Tagging について
「AWS Billing Console」とは?
AWS Billing Consoleとは、AWSでどのくらい課金されているか、GUIの画面で確認することが可能な機能になっております。
日本語にも対応しており、この画面から請求書の取得や支払履歴、未払い料金の処理も可能になってます。
※AWS Billing Consoleのアクセス方法は、”第1回 概要”を参照願います。
今回はAWS Billing Consoleのレポート機能についてご説明します。
EC2インスタンスの使用状況レポート
指定された期間のEC2インスタンスに対して使用状況やコストデータを表示するレポートになります。
例えば上記が実際のEC2インスタンスの使用状況レポートになります。
対象期間は、過去3年から今日だけなど、長期から短期まで選択することができ、グラフもコスト表示か、インスタンスの稼働時間の表示とか選択することもできます。さらに、CSVでデータのダウンロードも可能です。実際に、この機能をどのような場合に利用できるかですか、
・どのインスタンスにコストがかかっているか?
・予想外のインスタンスなど利用されていないか?
・社内(顧客)への報告用のレポートとしての資料として 等々が挙げられます。
また、このレポート機能の優れているところが、様々な検索条件のレポートを瞬時に表示できることが挙げられるかと思います。
例えば、アベイライティゾーン毎の使用状況や、プラットフォームの種類別にレポートを抽出することが可能です。
EC2リザーブドインスタンス(RI)の使用状況レポート
EC2リザーブドインスタンス(RI)に対して、使用状況、コスト、保存データを表示するレポートです。
このレポートですが、RIの使用状況を利用状況やコストで抽出できるレポートになります。
色々な利用方法が想定されますが、例えば、あるインスタンスについて、意図せず、RIの利用状況が減っていたら、重度で購入して1年間利用したから、また買い直しをしなければならないとかそういった気付きを与えてくれるかと思います。
また、逆に使われていないもしくは利用が低いインスタンスを発見することもできますので、調査、改善をして、無駄を省き最適利用を行うことができます。
いかがでしたでしょうか。
今回はレポートについてご案内させていただきました。実際に利用して見ると、様々な発見ができますので、是非皆様も利用してみてください! 次回は、Cost Explorerについて になります。
次回もお楽しみに!!