こんにちは!HALです。
AWSの請求関連で非常に便利なツール「AWS Billing Console」について全5回でご案内していきます。今回は第4回ということで、Billing Alertについてご案内していきます。
第1回 概要
第2回 レポートについて
第3回 Cost Explorerについて
第4回 Billing Alertについて
第5回 Cost Allocation and Tagging について
「AWS Billing Console」とは?
AWS Billing Consoleとは、AWSでどのくらい課金されているか、GUIの画面で確認することが可能な機能になっております。
日本語にも対応しており、この画面から請求書の取得や支払履歴、未払い料金の処理も可能になってます。
※AWS Billing Consoleのアクセス方法は、”第1回 概要”を参照願います。
Billing Alertとは?
CloudWatchでBillingを監視して、閾値を超えたらアラートを発生する仕組みを構築することができます。
閾値を超えたら、SNSを使ってメール等で通知が可能です。
※Billing Alertの設定は、North Virginia Regionを指定する必要があります。
監視可能な項目としては以下があります。
・トータルの見積もり金額
・サービス毎の見積もり金額
・子アカウントの見積もり金額
・子アカウトの見積もり金額
Consolidated Billingを実施している場合、子アカウントや子アカウトの利用サービスのアラートも設定することができます。
いかがでしたでしょうか。
コストの上限を守る必要がある場合は、利用料金の推移を可視化して見る場合などかなり役立つツールかと思います。今回は概要のみでしたが、別の機会に詳細の利用方法についてご案内させていただきたいと思います。是非皆様も利用してみてください! 次回は、Cost Allocation and Taggingについて になります。