WorkSpacesのOSのアップデートについて

こんにちは、たいしゅうです!

最近、WorkSpacesについて、お客様から「WorkSpacesのOSのバージョンアップとかってどうなるんですか?」という質問をいただいたので、ちょこっと調べてみました。
今回は、この調査結果をご紹介したいと思います。

OSを最新の状態にするには、デフォルトで設定されているWindows Updateを利用する事で、OSのバージョンアップを行うことができます。
デフォルトでは毎週日曜日の午前2時にインストールされるように設定がされていますが、こちらは任意で設定を変える事が出来るようです。

さらに、自動更新をするかしないかを選択をすることもできるようです。
ただし、正常にサービスの維持をするためには、アップデートを定期的に行う自動更新を設定しておくことをおすすめします。

ちなみに、いわゆるメンテナンスタイムはWorkSpacesの場合、あらかじめ毎週日曜日の朝の 4 時間(00:00~04:00)と決められています。
この時間枠は、ご利用の WorkSpaces が置かれている AWS リージョンの時間帯に基づきます。つまり、現地時間と言う事になりますね。
この時間は WorkSpaces を使うことができないそうです。

メンテナンスタイムは、現在のところユーザー側で設定ができないようです。
この時にサービスの更新が行われる為、毎週サービスの更新が自動で行われるというのはいいですね。

AWSの従来のサービスでは、このように特定の時間でのメンテナンスタイムというものが無かったので、WorkSpacesのメンテナンスタイムが決められているのはとても珍しいパターンですね。

※ メンテナンスタイムとは
AWSの物理サーバも定期的にメンテナンスが入ります。しかし、たとえばEC2の場合、事前にメンテナンスする時間がメールで連絡が来るようになっており、期限までに再起動をすることによりハイパーバイザーレベルで使用するサーバが変わるので直接のリスクを負わずに済みます。

いかがだったでしょうか。
今回は、お客さんからの質問についての調査結果という形で紹介しましたが、WorkSpacesを使うに当たって、皆さんも気になっていた点だったのではないでしょうか。
そんな方のお力に慣れていれば幸いです。

最後まで、読んでいただきましてありがとうございました。
それでは、また次回。

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